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2009.06.15

女帝(エンペラー)

      Jyotei_2

久々の記事なのに、映画とは全く関係なく。
というか、この映画見てない。


というわけで、「相対性理論」のライブ「解析Ⅰ」に行ってまいりました。
今日は、その報告です。
といっても、なんのことやら(^_^)

「相対性理論」とは、CDショップ店員が選ぶ「第1回CDショップ大賞」に選ばれた、今話題のバンドなのであります。
TV等の露出がほとんどないので、なんとしてもその実態を見極めたいと、というかボーカルの「やくしまるえつこ」を見たくて(^_^)、老体に鞭打ち、出撃した次第であります。

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しかし、ちょっと前の記事でYUI様がどうのと言ってたくせに、しかもライブハウスに行くようなキャラじゃないだろうとお思いでしょうが、そこはそれ、ここんとこいろいろありまして(^_^)、最近いろんなミュージシャンに手を広げてたりするわけです。
その辺の事情は、またおいおい。おいおい(^_^)

さて、「相対性理論」の魅力は、えつこ嬢のスーパー脱力ボイスなボーカルと、なんだかキャッチーなサウンド、中高生の日常用語や数学・歴史などの勉強用語にサブカルな用語を組み合わせた独特の歌詞などであります。
だいたい、曲のタイトルからして、「地獄先生」やら「テレ東」やら「LOVEずっきゅん」(^_^)ですから。
あ、「学級崩壊」(^_^)も好き。
すごい世界観です。というか、明らかに狙ってます。
女子高生感覚といっても、今の子というか、もっと上の世代も包含した普遍性を感じます。
詳しいことは知らないので、どこのだれが仕掛けてるのかわかりませんが、なかなか。

さて、うわさのえつこ嬢の「直立不動」パフォーマンスはどないやねんと、わくわく。
てか、ほんとに直立!
いや、ほほえみすらせんし!
なんか、手元でアクセサリーだか紐だかもてあそんどるし!
おいおい、なんか、こっちの方直視しとるで、ガン見やで!(^_^)

いやー、ただのローテンションなステージだったらどうしようと思ってましたけど、
これは違う!計算され、完成された立派なパフォーマンスでした。

えつこ嬢の一挙手一投足から目が離せません。
曲間にペットボトルの水を飲む、ただそれだけの姿が、照明の中に映えて、すんごい絵になってる。
これも絶対に狙ってる!

脱力ボイスも生で聴けてよかった。
だいぶ前、ちびまる子ちゃんの主題歌をカヒミ・カリィが歌ったとき、「もっとしっかりと歌ってください」と投書した誰かさんなら、なんとおっしゃるかわかりませんが、たまらんすよ。癒される。

ラストも「おやすみ」の一言だもんなあ。

アンコールも応えんし、こりゃまた、ツンデレーション(^_^)

でも、バンドの他のメンバーなんか、結構楽しそうに演奏してるし、こんなパフォーマンスしてるけど、ほんとは、すごく楽しんでんじゃないの?
裏ではすごくノリノリなキャラじゃないの?え、どうなんや?(^_^)

…そのまんまだったりして(^_^)


おっと、なんで「女帝」とひっかけたかというと。

なんか、えつこ嬢のコンセプト、女子高生キャラというより、女王様な雰囲気を感じたからです。

この映画とかエリザベスなんかは、激しいキャラなんでしょうけど、もっと卑弥呼的な感じ。
神秘的というか。

庶民の感覚から隔絶すればするほど、神性をおび、カリスマ性が増す感じですか。

こう、こちらの思いが届きそうにないえつこ嬢にじっと見つめられるとですね、「ハハーッ」とかひれ伏して、命さえ投げ出したくなるわけです(軽い命(^_^))。

とにかく、ガンガンノれるライブじゃなかったけど、ほんと、満足しました私は。

それでも、ライブでノらなきゃ損だとばかり、比較的テンポのいい「LOVEずっきゅん」あたりでは、むりやりリズムをとってましたけどね。
おやじのサガですね(^_^)

理論、一過性のものではないと確信しました。
今後の活躍に期待です。

2009.03.22

フィッシュストーリー その2

      Fishstory2

いやはや、前回の記事を読み返したら、あまりにも生の感情を書き散らしてますね。
これはこれで、自分的にはいいけど、映画の紹介になってませんな。
せっかく、早くも今年№1になりそうな作品だけに、ちゃんと中身を紹介しなおしましょう。
チラシは裏側ですけど(^_^)


いきなり冒頭2012年。
彗星衝突による地球滅亡まであと5時間という、すごいはじまり方。
皆が津波を避け、高い所へ避難する中、なぜだか普通に営業してる、レコード店の店長とその常連客、そしてふらっと入ってきた一人の男。
現実をきちんと見つめようとしない店長と常連客に絡みまくる男。
で、店長がかける一枚のレコード、その名も「フィッシュストーリー」。


1982年。
仲間が合コンに向かうその車のただの運転手として付録のように扱われる気弱な大学生。
合コン相手の不思議ちゃん女子大生に「いつか世界を救う男」「今日運命の女性と出会う」と予言を受ける。さらに、「何かに立ち向かったことが一度でもあるの?」となじられる彼。
そして、その日、彼は予言通り、運命の女性のために何かに立ち向かわなければならなくなる…


2009年。
修学旅行のフェリーで寝過してしまって、降りられなくなって泣きべその女子高生。
自分は正義の味方として育てられたと語る変なコックと出会う。
そしてシージャックに襲われるフェリー(すごい展開(^_^))。
彼はホントにこの危機を救う正義の味方なのか?


1975年。
まだパンクという言葉すらなかった頃の日本、時代を先行しすぎてまったく売れないパンクバンド「逆鱗」。
彼らを拾ったマネージャーはちょっと世渡り下手で、売れ線狙いのプロデューサーや社長から彼らを守りきれない。
妥協しないと売れないけれど、悲しいかな、彼らは自分たちの音楽を信じている。
そして解散前の最後のレコーディング、最後に作ったその曲の名は「フィッシュストーリー」。


これら、時代も内容もバラバラなストーリー達が、それぞれ面白いんですが、少しずつ何かに繋がっているようでもある。
そのキーとなるのは、あの曲「フィッシュストーリー」。


その曲はいつか世界を救う。


遠い時代に未来へ託された想いが、ほんとに地球を滅亡から救うのか?
そして、それはどんな形で?

時代を超えて、すべてがひとつに繋がるラストは、ああ、花粉症マスクしててよかったと心から思うぐらい、嗚咽ものでしたよ。うえ~ん(^_^)。

生きる意味を見失いがちな大人も、道を求めてもがいている若者もみんな見てちょうだい。

物語のキーとなる曲の演奏とあって、ベースの伊藤淳史くんもボーカルの高良健吾くんもかなりの練習を積んだよう。伊藤くんはベースを自分用に購入したようだし、高良くんは最初ダメダメだったらしいのが、映画を見る限り、ほんとにかっこいい。
曲もいいのよ。CD買いましたよ。ついでに逆鱗Tシャツも(^_^)
「♫僕の孤独が~魚だったら~」すごくええ!なんかわからんけど。

さあ、いつものハマりだぞ~(^_^)。あっぶねえぞ~。

NHK朝ドラが決まった多部未華子ちゃんは、ほんとに演技のひとつひとつがしっかりしている。同じく朝ドラでブレイクの宮崎あおいを思わせる。
舞台挨拶でのコメントも、直接ではないんだけど、なにか弟さんを失ったばかりの伊藤くんに向けての励ましみたいで、あんた若いのになんか…すごい。

そう、伊藤くんは終始みんなに笑いをふりまいてて、けなげったらありゃしない。
無理せんでええで。
違う映画だけど、香椎由宇さんは高熱で声がでないのに無理してすっぴんで舞台挨拶に立って、申し訳なさで泣いちゃったって?もう、大変やね~、責任感。
ほんと、みんな無理しないでさ。

しかし、この映画、亡くなる前に弟さん見なかったのかな~。もし見てたらなんか違ってたような気がするんだ。
ああ、そんなこと言うのはホントおこがましいや。ごめんちゃい。

人と人とは繋がってる。いやでもなんでも繋がってる。それは、時間をも超えて。だから、寂しくないよ。

しっかし、濱田岳のなさけなさっぷりとか、森山未來のかっこよさとか、大森南朋いい雰囲気とか、この中村義洋監督すごすぎるとか、伊坂幸太郎氏の本読んだことないけど物語を作るっていいよねとか、やっぱり音楽がいいとか、まだまだまだまだ書き足りないことがいっぱいですよ、この映画。
必見!

2009.03.21

フィッシュストーリー

      Fishstory

生きてる意味って。

毎日楽しければ考えないけど、考えちゃったらどうしよう。

明快で簡潔な「答え」なんて持ってないけど、何か必ずあるはずと確信したいなら、やっぱり周りの世界との繋がりをじっくり感じとることから始めるしかないのかもしれない。

目の前の両親が出会わなければ自分は存在していない事実。
衣食住すべてなんらかの形で世界中の誰かの行動と繋がっている現実。

自分は孤独に存在しているのではないと、いかにリアルに感じられるか。
そしてそれは逆に世界のいやなことからも逃げることはできないんだけど、それも含めて繋がっていること自体を素晴らしいことと感じられるかどうか。

そして、世界から受け取るだけじゃなく、自分の方から与えられることを考えること。
そして、なるべくならそれが世界にとって救いとなること。

うまくいえないけどそういうことかなと思います。

そうした人と世界の繋がりの素晴らしさを分かりやすい一つのストーリーとして提示してくれたのがこのフィッシュストーリーです。

ほんと、素晴らしかった。
70年代の売れないパンク・バンドの最後につくった曲が、なんで未来の地球の危機を救うことに繋がるかなんて、さっぱり想像できなかったけど。

オムニバス的に紡がれる、時代を超えた複数のストーリー。

2012年、地球は巨大彗星の激突を目前に破滅へのカウントダウンが進んでいる。奇跡などおこるはずもない状況。
遡って80年代、「いつか世界を救う男」と宣託を受けた気弱な大学生が初めて見せる勇気の物語。
2009年、シージャックに巻き込まれた女子高生が、正義の味方を名乗る青年との出会いで「何か」を得る物語。
70年代、売れないパンク・バンドが解散を前に、それでも自分たちが信じる音楽がいつかどこかの誰かの心に届くことを夢見て作り上げた、最後の曲の物語。

そしてラスト、すべての話が繋がって、あの曲を背景に、壮大な時の流れのジグソーパズルが組み合わさった時、とめどもなく溢れてくる涙は、いつものわかりやすい、「悲しい」とか「うれしい」とかの分類可能な感情じゃなく、もっと根源的な何かでした。

でも、おこがましいことながら、きっと、同じシーンを見ても、こうした感情を持つことのできない人も多いのだろうと悲しい気もしました。
私はこのラストシーンで同様の感情を共有できる人が大好きです(^_^)。

2009.03.17

恋極星

       Koikyokusei

皆様のコメントに気づかされることが多いこのブログ。
どうやら、私の記事には「愛」が込められているらしいことを教わりました(^_^)。

しかし、その「愛」には3パターンあります。

パターンA 作品への愛。
パターンB 女優への愛(^_^)。
パターンC 偶然(^_^)ABが両立する。

さて、今回の映画はどっちでしょう(^_^)。

さすがに、戸田恵梨香ちゃんが出てなかったら、見に行くことはなかったのは、まちがいない(^_^)。

タイトルからして「恋極星」って(^_^)。
どう読むんかい。
北斗の拳でもこんな星出てこなかったぞ。

チラシの写真もこれでもかっていうくらいベタやし。つーか、21世紀の映画と思えません(^_^)。
まあ、とんがった役の多かった恵梨香ちゃんがあえてこういう役をやるから、そのミスマッチ感を楽しめるかとか、なんとなくただの映画ではないような予感がしたのでした。

でも、やっぱり、皆さんが思うような映画でした(^_^)。

まあ、よくあるキーワードが満載。

幼なじみ。
幼い日の結婚の約束。
彼が外国へ引っ越し。
連絡なし(事情あり)。
いきなりの再会。

最初の15分ぐらいがこんな感じですから、このあとも超能力者ならずとも、だいたいのストーリーは予測可能です。

というか、安心して泣けます(^_^)。

そう!泣けるんです、結構。

もう、こういう作品は、練ったストーリーは必要ありません。
長年かけて少女漫画界が築き上げてきた、伝統芸能なのです。歌舞伎と同じです。約束ごとです。遅刻しそうなときはパンをくわえて家を飛び出て、曲がり角でぶつかった奴は必ず、転校生なのです(なんのこっちゃ(^_^))。

まあ、お約束の世界も演じる役者の個性で全然違った味わいになるってことで。

戸田恵梨香ちゃんは、表情がよくて、弟思いで、純粋で、けなげで(役ですが(^_^))、ツンデレ感も少しあって、よかったで~す。
本人も(また舞台あいさつ行っとんのか…(^_^))、「みなさんのスマイルが見れて、うれしいです」などと、お客様思いで、ちがうエリカ様とは少しちがう(^_^)。

そのスマイルは俺か?俺ですね(^_^)(たぶん違う)。

しかし、意思のはっきりした娘さんでした。そういうのが大事なのよ、この世界。

相手役の加藤和樹くんは誰も文句のつけようのないイケメン。
最近舞台挨拶でイケメンばかり見ているせいで、「なんなんだ、この国は。イケメンの国か?」などと、誰に文句いってんだ、この非イケメン国民が(^_^)。

まあ、いいか(^_^)。

だいたいのストーリーは読めたけど、彼に流星群を見せるためにとった彼女の行動、あれは予想を超えてて泣いたな~、ポイントだった。

というわけで、私は今回も十分楽しめました。

しかし、1時間に100個以上の流星群、私だったら、全部にG1レースの勝利をお願いしますよ。

「皐月賞勝たせろ。ダービー勝たせろ。天皇賞勝たせろ。以下省略…(^_^)」

だめだ、こりゃ。

2009.03.10

ヤッターマン

      Yatterman

嵐の櫻井くん、もとい(^_^)、「ヤッターマン」を初日に観てまいりました。

いや~、よかった。面白くて。

だって、失敗する可能性高いじゃないですか。こういう企画。

基本はアニメ(旧作)に忠実。
独自要素もなかなか楽しめましたし、いいんじゃないかな~。
ちゃんと娯楽映画として成立してましたよ。

とにかく、「子どもからお年寄りまで誰もが楽しめる娯楽作品」って、口で言うほど簡単じゃないし、このヤッターマンを観て、そういう作品の存在って大切だなと思ったわけです。(下ネタは子どもに見せられんという方にはちょっと…ですが)
なんか、こんなご時世ですし、浮き浮きした気分で劇場を出て、少しでも明日の活力につながるって、すごく意義深いことですよね。

まあ、私のようなヤッターマンど真ん中世代は、実写化に対して一番の敵になるかもしれなかったわけですからね。そうならなかったのは、作品に「愛」が込められてた証拠かも。

変身シーン(アニメではアイちゃんのが色っぽくて子ども心に毎週楽しみでした(^_^))はもちろん、ヤッターワンの出撃から「地球の裏表ひとっとび」のシーンはほんと感激(高速ではちゃんとETC使用(^_^))。
それでいて、到着まで時間がかかるので、眠って落ちないようにひたすら気合を入れるシーンなど、三池監督独特のひねったギャグも盛り込まれていて大笑い。

基本、子どものころにこういった部分にちょっと突っ込んでほしいと思っていた願望を監督が叶えてくれた風。

1号とドロンジョ様の恋とか、ドロンジョ様へのボヤッキーの切ない想いとか、アイちゃんの嫉妬とか。

ヤッターワンの女好きな性格とかも上手く活かされてた(ちょっとフェチ入りすぎてましたが(^_^))

燃えよドラゴンズ!=山本正之氏の主題歌歌唱復活もうれしい限り。「ドンドンドロンボー(「天才ドロンボー」だったっけ)」もあるし、あ~、いい(^_^)。
お約束のシーンにお約束の音楽の快感。

まあ、何より感動したのはアニメ最終回のあの素ん晴らしいシチュエーションがちゃんと描かれてたことですよ(というと、わかる人にはネタバレになってしまうか)。もう、それだけで感涙。
ラストのラストには、すげえオマケもありましたし。あれは…

ははは、こんな絶賛するとは思ってなかった。ヤッターマン好きなんだな、自分。

役者さんにも触れましょう。櫻井翔くんのガンちゃんはぴったりですな。本人もいい人っぽいし。福田沙紀ちゃんのアイちゃんはちょっとイメージちがうけど、まあ、「可愛いから許す」(^_^)
生瀬さんのボヤッキーは言うことなし。ケンコバのトンズラーもあの縁の下の力持ちな感じがよく出てて泣かす。
深キョンのドロンジョ様は、声の感じがオリジナルと大分違うけど、逆に彼女なりの新たなキャラクター像を作り上げるのに成功していたかも。

まあ、今回も初日舞台挨拶に潜入して生で皆さまを見てきましたからね。悪いことは言いませんよ(^_^)。

にしても、お客の95%は櫻井くん目当ての女性たちだったなあ。すごい自分、違和感ある存在でした、その空間の中で(^_^)。
なんか、いい経験させていただきました。ジャニーズ体験(^_^)。
でも、他のキャストにも歓声あげてたし、誰でもいいんかい(^_^)。いや、いい子たちだな。

しかし、あらためて考えると、アニメの「ヤッターマン」ってすごい作品だったと思います。

まず、タイトルの意味がわからない。「ヤッター」って(^_^)
そのあとのは、ゼンダマンとかオタスケマンとか、意味わかるんですけど。
なんか、突き抜けてる。

その前のタイムボカンって、作画も含めて結構正統派タツノコプロのオーラがあったんですけど、なんかヤッターマンって、一気にギャグに吹っ切れてる。

なんだったんだろう?
主役も含めて、みんなマスクでコスプレしてるのが、なんか関係あるような気がします。
人はコスプレやネットの匿名性を得て、日ごろの縛りから解放される…なんてね。私も、実生活では無口でおとなしい男ですよ(うそぴょ~ん(^_^))。

まあ、今は鼻水ダラダラの「花粉症マスクマン」ではあります(^_^)。

2009.02.22

ハルフウェイ

      Halfway

またまた更新に間が開いてしまいましたが、もう開き直ったもんね(^_^)

だって、書きたくなる映画に最近出会ってなかったんだもん。
というか、期待はずれとか、テーマが重すぎて気楽に書けんとか、作品の意図がわからんとか(^_^)

例によって初日舞台あいさつには結構行っていて、それだけでも書くことはないでもないのですが…

さて、「幸福な食卓」以来、女優としての成長を期待しております北乃きいちゃんの新作「ハルフウェイ」。

岩井俊二氏のプロデュースで、「ロンバケ」とか「愛しているといってくれ」とかの大御所脚本家、北川悦吏子氏が初監督した作品です。

卒業を控えた高校生カップルの成立から別れ(かな?)を淡々と描いたスケッチのような作品でした。

北海道が舞台なんですけど、彼氏が早稲田大学受験を目指してて、その辺、

そんな予定があったなら、なんで告ったのよー、無計画よー。そんなこと言ったって、好きになったら勢いなんだよー。早稲田やめてよー。え~?

(^_^)などという、当人たちには深刻な、でもこの時期、世間でよくあるようなシチュエーションの中、二人の心の葛藤が描かれており、子どもだろうが高齢者の世界だろうが、感情移入可能な私は、現代高校生カップルの悩みにも十分共感するものがありました。
観終わってからじわじわとくるものがあるんですよね。いいですね。

すごいのは、全編、役者のアドリブまかせで撮影したとのこと。

脚本という言葉の世界でやってきた北川氏が監督としては自分の言葉をあえて棄てた。
大人の恋愛を描いてきた北川氏が、監督としてはピュアな高校生の一瞬を映像として残した。

なんか、いろいろ想像してしまいます。

しかし、役者の側は大変だったろうな~。
まあ、きいちゃんは個がしっかりした女優なので、ちゃんと成立してました。
彼氏の岡田将生君の方が受けに回ってる感じがしました。この辺はキャラかな。

まあ何にせよ、岩井風な映像世界が好きな方にはお勧めです。

付け加えると、書道の先生役の大沢たかおときいちゃんのシーンはそれ単独で非常に面白くなっていた。唯一、感覚でなく、理詰めで成立してるシーンのようでもありました。
あと、Salyuの主題歌が流れるエンディングがとってもよかった。帰りにCD買いました(^_^)

さて、この映画、やっぱり舞台挨拶付きで観まして(^_^)、きいちゃんやイケメン岡田君、溝端淳平君(なんか、すごい人気あるな)や、北川氏、岩井氏のお話を聞いたわけですが、北川さん、かなりの天然キャラでした。

北川「淳平くんって、関西の人じゃないのに、すごく関西弁がうまくてびっくり。」
溝端「いや、俺関西出身ですけど…和歌山ですけど。和歌山って一応関西っすけど…」

といった、かみ合わない会話が続出?(^_^)

まあ、こんな人だから、自分で完璧コントロールしようとせずに、役者にまかせた詩のような映像が作れたんでしょう。これはこれで、新しい…

さて、この日は忙しく?て、

渋谷で映画のあと、そのまま「ひとりカラオケ」(^_^)で時間をつぶし(早速ハルフウェイの主題歌を練習していた(^_^))、夕方からは映画館から歩いて数分の青山円形劇場でお芝居を観たのでした。

まあ、あれっすよ。篤姫様ご出演の「その夜明け、嘘。」ってお芝居です。
普段、お芝居なんて観ないですけどね、生あおいちゃんが目の前でお芝居ですぜ。そりゃ、行くでしょ(^_^)。いや、女優としてのあおいちゃんの生きざまを確かめるために(^_^)。半分ほんと。

劇場は本当に円形で、思ったよりもこじんまりした舞台を約350の客席が囲んでる。
ほんと、小劇場って感じで、役者と客の距離が近~い!
というか、あおいちゃんがすぐそこに~(^_^)

ええい、芝居に集中せい(^_^)

実際、面白かったです。才能あるのはわかってるけど、お芝居って、映画と違ってごまかしきかない怖い世界ですからね。

失敗したり、体調悪かったりしないかな~と、見てる方が心配になるので、普段は、そういうことのない、安心して見れる、映画の世界にしか触れない私です。お金がないせいでもある(^_^)

2時間、3人の役者だけで、ひとりあたり多くて9役も演じ分けなければならない。狭い小劇場を縦横無尽に走りまくる。とにかくセリフの量が多い。

いやー、役者って大変だ。
それに、私のように、あおいちゃんをアイドル的に捉えている客を、色眼鏡なしで、演技で納得させたいというプライドもあることでしょう。役者として。

なんかね~、この日は映画も舞台も、役者ってものについて、いろいろ考えるきっかけになった一日でしたよ。

2009.01.04

アフロサッカー

         Afrosoccer

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

って、もう4日の夜。遅っ。明日からもう仕事。

今日中に記事を書かなければ。

なんか、正月にふさわしい映画ないか?めでたいの。

牛にからんだ映画とか(^_^)

スペースカウボーイのちらしはあるけど、録画したのまだ見てないし。見てから記事にしたいし。

ということで、とりあえず、手持ちのチラシで一番くだらな~くて能天気なのでも載せとこう(^_^)

で、「アフロサッカー」でした(^_^)
自由につっこんでおいてください。

ヘディング時の脳への衝撃はやわらげそうですが。
ちょっと見てみたくなってきたりして。

まあ、今年も明るくいきましょう(^_^)

モーほんと、てきとー。

2008.11.29

タイヨウのうた

         Taiyounouta

そういえば、書いたことはなかったのですが、私、ミュージシャンの中ではYUIのファンでして。

YUIちゃんと書くとさすがに自分でもキモいのでやめます(^_^)

でも、呼び捨てにするのに抵抗がかなりあるほどファン度は高かったりします。
CDは初回限定版が出てる場合は全部そちらを買ってます。

で、YUI様(って、結局呼び捨てできないんかい(^_^)しかも「様」をセレクト?)のファンになったきっかけですが…

この「タイヨウのうた」という映画に彼女が主演したとき、キャンペーンで「王様のブランチ」という番組にゲスト出演してました。

例によって(^_^)横目でぼーっと見ていたんですが、主題歌の「Good-bye days」をギター一本の生演奏で彼女が歌い始めた途端、「ええ~っ!?」と圧倒されてしまったのです。(スタジオ内も圧倒されていた…と思う)

それまで、彼女のこと全く知らなかったんですけどね。「なにものですか、あなたは~」という感じでした。

以来、ずっと追いかけて聴いております。

かつて私は、ウォークマンやiPodとかで音楽を聴きながら歩く行為を、「己の五感を封じ、あえて我が身を危険にさらすとは何事か?」(^_^)と、否定しておりましたが、今は行き帰り彼女の歌を聴いて癒されなければ、生きていけない状態です。

命の恩人です。仕事がつらいんです~(^_^) あ~、甘えるな。

ちなみに、今は携帯に全曲入れて、ワイヤレスで聴いてます。
イヤホンもだんだん高価なのになってます。出費がかさみます。でも、そんなにお金をかけるだけの大切な時間なのです(^_^)
 
…さて(^_^)、どこが好きなのか、分析的に考えたことはないんですが、2年もの間毎日聴き続けてるんですから、よっぽど感性にハマってるんでしょう。
今のお気に入りは、彼女が初めて作ったという、「Why me」です。

あ、ちなみにソニーのサイトにリンクしてますが、アフィリエイトではないので、ご購入されても、私の収入にはなりません(^_^) 一応。

 
さて、急に話が変わるようでつながってるんですが、沢尻エリカについてです(^_^)

実はYUI様と彼女は縁があって、YUI様は映画版「タイヨウのうた」の主演、エリカ様(この場合の「様」は意味違うな(^_^))はTVドラマ版の主演だったわけです。

キャラの違いがそのまま、両作の雰囲気の違いに反映されているので興味深い限りです。

さらに、例の「別に…」発言騒動でぶち壊された映画「クローズドノート」の主演がエリカ様、主題歌がYUI様!
で、その舞台挨拶の場には確かYUI様もいたはず。

エリカ様、実は結構ライバル意識持ってたりして。
それが、微妙にあの態度に反映されてたりして。
と、考えるのはうがちすぎかな?
結構本気でそう思ってるんですけど。

エリカ様のプライドが、才能ある他者に過敏に反応したのでは?
さらに、ダブル主演の竹内結子に対しても。(YUI様と竹内結子は仲いいらしい)
「私はあんたたちとはちがうのよ!」って感じで(^_^)
寂しいのかもね、エリカ様。

みんななかよくしまちょう(^_^)


さて、最後に映画「タイヨウのうた」について。

陽の光にあたることのできない難病の女の子。
夜の駅前公園でいつもひとりギターをひいている。
入れ替わるように早朝サーフィンに出かけていく名前も知らない男の子を窓の奥からいつも見ているうちに片思い。
そんな二人の出会いとほんとに短い恋。
 そして、彼女が最後にのこしていったもの…

大げさなドラマはなく、淡々と話は流れていきます。
出てくる人たちは両親と彼、親友、お医者様。善人ばかり。
そんななんということもない日々の底に確実に迫りくる悲しみに向けたそれぞれの思い。
「…できれば、悲しい思いなんてしたくない。でも、やってくるでしょ…」
そんな思いを爆発させるかのように、熱唱する彼女の表情…

ストリートライブから出発したYUI(お、やっと「様」とれた(^_^))と主人公の雨音薫(あまねかおる)の存在が同一人物のようにダブります。
そして、去っていった薫の思いをYUIがひきついで今でも歌い続けているような錯覚…

後日談ともいうべき、映画へのアンサーソング「I remember you」をセットで鑑賞すると、感動が更に高まります。

いや~、いいですね(^_^)
今回はファンのたわごとで失礼いたしました。

公式サイト

2008.11.19

機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編

         Gundam2


スキャンしてもわかる、この1枚のボロボロになってしまったチラシ…


さて、約2000枚のチラシをスキャンしたのはいいのですが、チラシ本体の保管というのも、私には悩ましい問題でした。

いったい、映画チラシって、年間何種類ぐらい作られるものなんでしょう?

まめにコレクションしなくても、映画館持ち帰りの自然増加だけで、あと何十年かの人生で、さらに数千枚増えてしまうでしょう。

チラシを集めるのが好きだったはずなのに、管理できなくて苦痛になってしまう。
それはあまりにもバカらしいです。

なぜ、チラシを映画館から持ち帰っていたかと言うと、単純に読むのが楽しかったから。

宣伝会社の人が知恵をしぼって、あのB5の紙1枚に、できる限りの情報を詰め込んでいる。知恵の結晶なわけです。

だったら、初心に戻って、チラシを読んで楽しめる環境を整えようではないか。

ということで、手持ちチラシの製本化を決意しました。

というと、コレクターの方からは、もったいない、やめろ。という声が聞こえてきそうです。
でも、これが私にとってのベストなチラシとの付き合い方だと判断しました。

高熱で糊付けする製本機で安いのが販売されてまして、300枚程度のチラシを1冊にまとめることが、簡単にできます。穴をあけたりしなくていいのです。

まあ、糊付けしちゃってるんで、老後に価値が上がったチラシをオークションにかけて、ちまちまお小遣いにして楽しむという、不健康なプランはこれでなくなりました。
なんか、自分の好きな映画の世界を人生の最後に切り売りするようなさびしいイメージだったので。

また、完全にチラシコレクターの道(^_^)からは外れてしまったとも言えます。

でも、そのかわりに、貴重な情報とビジュアル満載の、私だけの現物チラシブックがどんどん出来上がりつつあります。

         Sassi

眺めて、読んで、まったく飽きません。
この機動戦士ガンダムのチラシを穴の開くほど眺めまくった少年の頃に戻れたような気がします。

それに、クリアファイルで管理するより、スペースが圧倒的に少なくてすみますしね。
これからは、「チラシ入手→スキャンしてデータ化→ある程度たまったら製本」。
これでやってまいります。チラシが何万枚あってもいけそう(^_^)

まあ、このチラシ本も、私の死後、貴重な資料として価値を認める人もいるかもしれません。それとも、あっさりゴミ箱に捨てられてしまうか。

どっちでもいいです。もうコレクターじゃないから(^_^)

わたしにとっての映画チラシはコレクションとしての「モノ」ではない。
そういう結論です。

2008.11.18

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

         Blair_witch_project

ブログ再開後、みーちゃんさんとコングBAさんからいただいたコメントから考えることがあったので、記事にします。

それは、映画の評価に対して我々がとる態度についてです。

プロの映画評論家さんや見識あるブロガーさんが今までにない視点で新たな映画を発掘し、我々に見る機会を与えてくれたり、ネットの高評価から、見るつもりのなかった素晴らしい映画に出あったり…
これはいいことですね、間違いなく。

変な組織票がなければ、多くの人が見て、平均点が高ければ、だいたい大外れはないでしょう。
まあ、これもいい。

さて、それでは、期待している映画を見に行く前に、つい、ネットで評価を確認しようとして、星一つが並んでたりしてた時、見に行くのやめちゃったりしたことないですか?

で、もひとつ。
映画が終わって感動に浸ってるとき、「寝ちゃった~」とか、「なんかいまいち」とか言う人が周りにいて、その感動が冷めてしまったことないですか?

で、さらに。
自分で面白かった~と思ってた映画があとで意外と世間の評価が低いとわかった時、自分の心の中で、その作品の存在が急につまらないものに変わってしまったりしたことないですか?

まあ、何が言いたいかというと、最初に素直に期待してたこととか、素直に感動してた自分の気持ちを大事にしてほしいということです。
純粋な自分の気持ちは信頼していいですよ。

どんな作品にもいろんなこと言う人はいるもんです。
それは、その人にとっては、悪意ではないかもしれないし、その意見も間違ってるわけではないけれど、あくまでその人の主観にすぎません。

あなただけにしか見いだせないその映画の価値というものがあるでしょう。

極端な話、あなたにお子さんがいた時、その成長の記録のビデオは他の何十億の人には「退屈な駄作」であっても、あなたにとっては、「世界最高のドキュメンタリー」であるわけだし。

とはいえ、人間の心は弱い。みんながつまらないと言えば、面白いとは言いにくいし、自分の心もねじまげて、つまらないような気がしてくる。

だけど、そうした時、ほんとの自分はどう思ってるのか。人の意見に流されてしまっていいのか。
そんなことを考えてみるのは大事なことかもしれません。

人の悪意に安易にのっかって、炎上なんて現象がすぐおきてしまう、今のネットの状況にも無縁な話じゃないと思います。

一方、評価を書く方も、悪く書くときは、その影響をよく考えなくてはいけないと、自戒しています。過去の記事のいくつかを見返して。

故淀川長治さんは、日曜洋画劇場の解説で、どんなにつまらなそうな映画でも、すごく小さないい点を見つけて、解説をしていたといいます。
(そういわれてみれば、けなしてるのを覚えてない)
もちろん、インタビューや座談会での発言を見れば、映画に対する厳しい批評眼を持っていらっしゃったのはすぐわかります。
ただ、日曜日の夜、映画を楽しみに見ているお茶の間の人たちがもっと楽しく感じられるように配慮されていたのだと思います。

なんか今回真面目な記事で自分で怖いんですけど(^_^)、影響は少ないとはいえ、こうしてネット上で意見をのせるわけだから、今回の記事のようなことは常に意識していたいと思う次第であります。

さて、このチラシの映画、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」ですが、今の評価としては、子供だましだの、学生映画を金とってみせるなとかひどいもんだと思いますが。
私は劇場で見た時、すごく感動したし、恐怖でのけぞったのですよ。
でも、世間の評価を知って、俺ってどうせ単純ばかなのか~(^_^)などと、悲しくなってしまっていたのですよ。
しか~し、今回記事を書いていて、やっぱり傑作のような気がしてきたぞよ。
だって、すごい斬新じゃないですか。
こんなのなかったんですから。
数少ない同志求む(^_^)

あ~、もうひとつ、ついでだから言っちゃうけど、「ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀」は、誰が何と言おうと、最高傑作だい(^_^)
ず~~~~~~っと、言いたかった(^_^)

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